転職理由として前職の現場に居づらくなってしまったというケースは多々あります。人間関係で問題を起こしてしまって退職せざるを得なくなった、仕事でミスを何度も起こしてしまって居場所を失ってしまった、やりたいと思っていた仕事ができずに嫌になってしまったといったケースはよくあるでしょう。
このようなネガティブな理由で転職するときには苦労を伴いがちです。転職活動をしている理由はどの求人に応募したときでもほぼ確実に問われることですが、ネガティブな内容を答えてしまうと採用を見送られてしまうことになります。履歴書に転職理由を記載しなければならない場合もあり、面接にすら進めないこともあるでしょう。
しかし、たとえネガティブな理由しか持っていない人であっても、介護現場で働きたいという意欲さえあれば問題は解決可能です。転職したいと考えている理由は介護に従事していきたいからというシンプルなものにしてしまえば良いのです。
キャリアがある人の場合には新しい職場を選ぶ魅力を調べ、その現場で働く意欲をアピールすれば問題ありません。
キャリアがない人の場合には介護に興味を持つようになった経緯を説明すれば良いでしょう。今までの話を掘り下げるのは避け、採用してもらえたらどのようなことをしたいのか、その職場ではどう自分のスキルを活かせるのかなどをアピールすることが大事です。
退職する理由についても同様で、過去に問題があったわけではなく、もっと自分にとって魅力がある現場で働きたいと伝えれば十分なのです。
